イノベーションは、リープヘルのこれまでの実績とお客様の豊富な経験から生みだされるものです。そこから誕生した新しいL1シリーズは、パワーをコンパクトなボディに秘め、現場の要件をしっかりとクリアしてくれる一台です。
油圧式高速組み立てクレーン、L1シリーズは、現場でクレーンに求められる最も重要な2つの課題、省スペース、高重量を吊り上げるパワーを楽々と実現してくれるクレーンです。
現場の要件を簡単にクリアしてくれる頼もしいパートナーです。
驚くほどコンパクト、パワフル、フレキシブル。こんな形容詞がぴったりとくるこの新シリーズは、建築会社にとって、より経済的なソリューションを提案してくれる極めて機能的なクレーンです。
L1シリーズはどんなチャレンジにもぴったり調整されたソリューションを提供しています。L1-24では、半径25.0mまたは27.0m、そして2種類のバラストバリエーションをご用意しています。標準コンクリートバラストは、トラクターで現場に輸送され、すぐに組み立てることができます。スチール製のフルバラストなら、追加の輸送・組み立てコストが一切必要ありません。
半径25.0 m
ジブヘッドで950 kg
半径27.0 m
ジブヘッドで800 kg
標準バラスト
(コンクリート)
フルバラスト
(スチール)
マルコ
課題は現場によって異なるものです。このクラスのクレーンに求められる条件を細かく、徹底的に考察し開発されたL1シリーズなら、どんな課題でもしっかりとこなしてくれます。
L1なら現場の状況に合わせてジブのリフト位置を変えることができます。つまり、限られたスペースでもお互い邪魔になることなく複数のクレーンを活用することができるというわけです。
必ずしも道路を全面通行止めにする必要はありません。現場に柔軟に対応できるよう特別に設計されたアウトリガを備えたこのクレーンなら、設置面積はたったの4メートル以下です。また、輸送状態での張り出しも極めてコンパクトに設計されているため、クレーンを建築物のすぐ近くに設置することができます。
プレキャストコンクリートや壊れやすいユニットは、細心の注意を払って配置しなければなりません。マイクロムーブ機能を搭載したL1は、急な動きの心配がいらない、精確に位置決めをしてくれる安心のクレーンです。
動作範囲制限システムを使えば、線路、保育園、電線など、吊り荷が決して振り出されてはならないエリアを簡単に設定することができます。
もっと重い物がある？ジブの長さを短くするだけでもっと重い吊り荷にも対応することができます。
地盤が軟らかく、移動中にクレーンが沈み込みそう？簡単に取り外し可能なベースバラストを外し、クレーンの重量を減らせば、簡単に問題解決です。組み立ての際にすぐに元に戻すことができます。
未来への志を抱いたマスタービルダー、そして未来のグローバル企業、リープヘルの創設者、ハンス・リープヘルが移動式タワークレーン第一号を開発したのは1940年代後半のこと。
現場で素早く、低コストで組み立てられるこの革新的なモバイル建設用クレーンは、建築産業で大人気を博すことになりました。60年以上に渡り総計7万台以上のタワークレーンを世界中にお届けしてきたリープヘル。新たな時代に足を踏み入れています。
過酷な環境下でも優れたパフォーマンスを発揮するリープヘルの新型タワークレーン。これは、安全性、機能性、人間工学など、様々な条件が揃って初めて実現できた技術の結晶です。
2チャンネルセンサーとインテリジェントな制御技術を駆使し、すべてのクレーン機能では二重の安全性が確保されています。マイクロムーブの精密位置決めモード、振りの緩衝、動作範囲制限システムが、現場での安全性を向上してくれます。
新しいL1シリーズは、革新的な技術をすっきりとしたモダンなデザインに統合した新世代のシリーズです。このパワフルな高速組み立てクレーンでは、人間工学をさらに追求した組み立てやメンテナンス作業の簡易化、そしてモダンで魅力的なデザインが一つにまとまっています。
L1-24を一般住宅建築に使用しているKlippert Bau GmbH。L1のクレーン運転士はこのクレーンでの作業に大満足の様子です。
「このクレーンならとても静かに、しかも精確に作業を進めていくことができます。無段階調整ができるスピードコントロールなしでは、もう仕事したくありませんね」。クレーン運転士のエッカード・ゴスインク氏。
支柱
約 500 1,000 kg
石材パレット
約 700 800 kg
プレキャストコンクリートの天井
約 900 2,000 kg
工事現場用プラットフォーム
約 1,000 kg
1/2 m3コンクリートミキサ
約 1,300 kg
現場用コンテナ
約 1,500 2,000 kg
建築用クレーン
約 2,200 kg
資材コンテナ
～ 2,500 kg
エリッヒ
| Max. radius | 25.0 m |
| Max. lifting | 2,500 kg |
| Max. lifting capacity at the jib head | 950 kg |
| Hook height | 19.1 m |
| Raised jib positions | |
| Hook height at 10° | 22.0 m |
| Lifting capacity at the jib head at 10° | 950 kg |
| Hook height at 20° | 25.7 m |
| Lifting capacity (constant) at 20° | 900 kg |
| Max. radius | 27.0 m |
| Max. lifting | 2,500 kg |
| Max. lifting capacity at the jib head | 800 kg |
| Hook height | 19.2 m |
| Raised jib positions | |
| Hook height at 10° | 22.4 m |
| Lifting capacity at the jib head at 10° | 800 kg |
| Hook height at 20° | 26.5 m |
| Lifting capacity (constant) at 20° | 800 kg |
| Max. radius | 30.0 m |
| Max. lifting | 4,000 kg |
| Max. lifting capacity at the jib head | 1,050 kg |
| Hook height | 21.3 m |
| Raised jib positions | |
| Hook height at 10° | 25.5 m |
| Lifting capacity at the jib head at 10° | 950 kg |
| Hook height at 20° | 29.5 m |
| Lifting capacity (constant) at 20° | 950 kg |
