LTM 1360NX (LTM 1300-6.2)
モバイルクレーン
LTM1360NX – Powerful with an innovative drive concept.
LTM 1360NXの設計では、革新的なドライブコンセプトの初めての開発が行われました-それはシャーシに搭載されたエンジンがメカニカルシャフトを通して上部旋回体に動力を伝える方式です。これにより、上部旋回体のエンジンが不要となり大幅にメンテナンスコストを削減できます。また軽量化により吊り上げ能力を向上することができます。従来のシンプルなフォールディングジブが採用され、他方ではラフィングジブを備え、共用することで低コストでラフィングジブクレーンを導入できます。高性能、経済性、多様なブームシステムを特徴としたクレーンです。
最大積載量 - 300 t
300 t
伸縮ブーム - 78 m
78 m
最大ホイスト高 - 114 m
114 m
最大半径 - 94 m
94 m
軸数 - 6
6
フォトギャラリー
テクニカルデータ
最大積載量 | 300 t |
半径 | 3.00 m |
伸縮ブーム最短 | 14.70 m |
伸縮ブーム最長 | 78.00 m |
ラティスジブ最短 | 5.50 m |
ラティスジブ最長 | 70.00 m |
走行用エンジン/メーカー | Liebherr |
走行用エンジン | 8気筒ディーゼルエンジン |
走行用エンジン/出力 | 455 kW |
軸数 | 6 |
駆動/ステアリング 標準 | 12 x 6 x 12 |
駆動/ステアリング オプション | 12 x 8 x 12 |
走行速度 | 85.00 km/h |
バラスト合計 | 96.00 t |
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ビデオ
Liebherr mobile crane LTM 1300-6.2
ブーム/ジブの組み合わせ
走行条件
バラストシステム
技術
シングルエンジンコンセプト
シングルエンジンを採用することにより吊り上げ能力が向上します。上部旋回体はシャーシに搭載されたエンジンにより駆動します。動力を伝達するギアシャフトはシャーシに搭載されたディストリビューターギヤから2つのかさ歯車を経由して上部旋回体のポンプへ至ります。これにより上部旋回体のエンジンを必要とせず、クレーンの吊り上げ能力を向上させることができます。
バリオベース
バリオベース搭載機種では現場のスペースにあわせて、各アウトリガーを異なる長さに張り出すことを可能とします。これにより特に狭い場所での安全性が高まりました。さらにアウトリガーの張り出し上やクレーンの構成によっては、クレーンの吊り上げ能力が大幅に向上します。